もしよろしければ何かアドバイスを頂けませんか。
Gさんの場合はコミュニケーションの"やり方"の部分ではなく、やはり"マインドセット"を改善するのがポイントになりそうですね。
あがり症を克服するには、いくつか方法があります。
まず一番大事なのは"慣れ"です。
どんなあがり症でも複数人の前で自己紹介するのを100回こなせば慣れて当たり前のように出来るようになります。
初対面の人が複数人居る場所を探して積極的に参加していくのは大事ですね。(それこそ街コンも形式によっては良いかもしれませんね)
そして次に大事なのが、落ち着くことです。
頭の中が真っ白になって言葉が消えてしまうというのは、一種のパニック状態に陥っている状態なわけです。
パニック状態になってしまうと、どんなに事前に準備をしていても話せなくなってしまいます。
なので、その状態で出来ることは、
・一旦目を閉じて深呼吸する
考えているいるフリをして一瞬目を閉じて深呼吸してリセットするのは有効です。
・今の状況を口に出す
これも結構有効です。僕が結構やる方法なんですが、
「あー、今ちょっと頭の中が真っ白状態です」
「ちょっと緊張してるみたいで言おうとしてたことが出てこないっすねー」
みたいな感じで今の自分の状態を話すことが相手に分かってもらえるので、少し緊張が和らぎます。
とりあえず頭の中が真っ白になってしまった時は上の2つを実践してみましょう。
これに関しては会話をしている時に何を考えているかが大きいと思います。
Gさんはおそらく"会話を続けること自体が目的"となってしまっているので、
目的が上手く達成出来なくなっている時にどうしたらいいか分からなくなってしまうわけです。
でも会話はただ続けば良いというものでもないし、ただ続けようとだけ考えてする会話は楽しくないことが多いです。
会話をしている時は「相手のことをもっと知ろう」ということを考えて、それを目的に会話をしてみましょう。
相手のことをもっと知りたいと思ったら聞けることはたくさん出てくると思います。
「どんなものが好きなんだろう」「どんな生活を普段しているんだろう」「どんな考え方なんだろう」
相手に自然と興味を持つこと自体は、出来る人と出来ない人が居ますが、
意識して相手に興味を持とうとすることは誰にでも出来ることです。
実習WORKの中でもお話した誰とでも話せる会話のネタ「恋愛の話」「小さい頃の話(昔の話)」なんかもいつでも使えますよね。
この時に大事なのは、「遠慮」をしないことです。
これ聞いてもいいのかな・・・これは触れちゃダメかな・・・と思って口に出さないのは会話が止まる最大の原因とも言えます。
相手の気分を悪くさせないかとか怒らせないかが不安だったら、
「これ聞いていいことなのか分からないんですが」とか「答えたくなかったら答えなくてもいいんですけど」みたいな枕詞を付けた上で質問しましょう。
口に出さないという選択は無くして、どうやったら口に出せるかどうかを考えてみるといいですよ。
「考えたけど言わない」ことを無くしていくと、今よりもずっと喋れるようになると思います。
アドバイスになったか分かりませんが、こんな感じでしょうか。