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初対面で猫被るのをやめて”ちょい悪"を目指すべき理由

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ども、そうすけです。

数日前にこんな記事を書いてみました。
クラスの人気者になる方法。3種類の人気者パターンの違いとなり方

分かりやすさを重視して学生向けに絞って書きましたが、
内容としては社会人のコミュニティなどでも似たようなことが言えるでしょう。

記事中で、人気者を『華があるタイプ』『お笑い芸人タイプ』『癒やし系タイプ』という3つに分類しています。
社会人コミュニティにおいても学生の頃ほど露骨ではありませんが、
人望があって色んな人から好かれやすい人というのはだいたいこの3つのタイプに分類出来ます。

コミュニティの本質は何歳になろうと変わりません。
それこそおじいちゃんやおばあちゃんのコミュニティでも当てはめることが出来ます。

学生の頃はクラスの人気者に憧れたりしますが、
だんだん歳を取っていくと、
「人気者になりたいとは思わないけど、コミュニティ内で下に見られることもなく、自分本来のペースを崩さずに自然体で過ごせる、いわゆる楽な立ち位置に収まりたい」という欲が出てきたりします。

ということで今回は、

どうやったらそんな"楽なポジション"に落ち着くことが出来るのか

という話をしていこうと思います。

人の印象をあとから変えるのは難しい

クラスの人気者に〜の記事中にも同じようなことを書いていますが、

人が相手に持つ印象というのはなかなか変えることが出来ません。

第一印象が「最低最悪な人」だったら、
そこから印象を良い人に変えるのは至難の技ということです。

少女漫画だと主人公の女の子が後々くっつくことになる男の子に抱く印象は

「なにこの男・・・!最悪・・・!!」

ですが、色んなイベントを経ることでだんだん

「結構イイとこあるじゃん・・・。好きかも」

ってなるわけですね。

ただ、現実では悲しいことに第一印象が心底悪いと、
その人とのイベントが起きる確率は限りなく低くなります。

名誉挽回の機会が少ないので、結果的に印象がよくなることもなかなか無いわけです。

だからと言って、
最初にめちゃめちゃ良い印象を持ってもらうのもそれはそれで問題があります。

最初に猫を被って過剰に良い印象を持たせてしまうと・・・

最初に悪い印象を持たせちゃったらなかなか挽回出来ないなら、
最初だけでもめちゃくちゃ頑張って良い印象を持たせないとって思ってしまうかもしれません。

しかし、それはオススメできません。

自然体にしていて、それですごく良い印象を持ってもらえたなら良いんですが、
背伸びして猫を被って良い子ぶって良い印象を持たれてしまうと・・・

後々になって地獄を見ます。

人の印象はなかなか変わらないというのは、なかなか曲者です。

「Aさんはすごく真面目だから、きっとサボったりしないんだろうな。」

「Aさんは良い子だから、変な話ってあんまり振りにくいなー」

「まさかAさんが下ネタなんて話さないでしょ。」

あなたにも覚えがありませんか?

僕にはひとつ苦い思い出があります。

高校生の頃、初めてのバイトでレストランで働き始めました。

バイト先の人たちに少しでも良い印象を持ってもらおうと思って、

声を張って元気に挨拶
いつもニコニコ
声のトーンをいつもより2トーンくらい高くキープ
何でも快く引き受けて不満を言わない

これを徹底したことで、バイト先の人たちからは

「いつも元気でニコニコしてるね〜」「真面目で素直な良い子」という評価に落ち着きました

高校生の頃の素の自分は
ニコニコなんてしてなくて、
常に不機嫌そうな顔で話しかけづらいとか
何考えてるか分からないとよく言われていて、
めんどくさいことはすぐサボるし、
不満があればすぐに文句を言うようなタイプでした。

バイトに少しずつ慣れてきて、
そんな素の自分を少しでも出そうとすると、

「あれ、今日元気ないね?」

「体調悪いの?大丈夫?」

と心配されてしまいます。

素の自分とかけ離れた自分を演じ続けるのは普段の3倍以上疲れるし、
かなりのストレスを感じます。

結果、3ヶ月で限界を感じて辞めることになりました。

普段の自分からかけ離れている良い子の自分のイメージを与えてしまうと、
後々になって地獄を見るというのが身に沁みました。

一度固まった自分の印象というのはなかなか変えることが出来ないので、
初対面の時に相手に与える印象はよく考えなければいけません。

そこで初対面で与える印象でオススメしたいのが"ちょい悪"です。

初対面、第一印象における"ちょい悪"のススメ

"ちょい悪"と聞くとちょい悪オヤジを想像してしまうかもしれませんね。
(ちょい悪オヤジって今全然聞かない気が・・・。もしかして死語?)

いわゆる"良い人"というのはマイナスの印象を与えることはほとんどありませんが、
世の中の過半数の人が良い人なので印象に残ることはありません。

それこそ"もの凄く良い人"レベルになって初めて相手の印象に残ります。

良い人というのはあまり印象に残らない上に、
一度良い人と認識されてしまうと、そうそう悪いことが出来なくなってしまいます。

例えば、

「めんどくさいなーと思ってサボる」
「不平不満を言う」
「悪口を言う」
「過激なことを言う」

他にもたくさんありますが、
実行することで眉をひそめられてしまうようなことをやりづらくなるということです。

また、そのコミュニティ内では「悪いこと」とされていることもしづらくなります。

小、中学生くらいだと、
男の子の間では「女の子と喋っているだけでエロいやつ」みたいな感じで冷やかされたりするわけですが、
そういうのがコミュニティ内での「悪いこと」にあたります。

一度良い人になってしまうと、
悪いことをした時のイメージダウンが普通よりも大きい
わけです。
だから悪いことがやりづらくなる。

芸能人とかも清純派で売っていた女優が不倫をした時なんかはいつも以上に叩かれますよね。

そこで"ちょい悪"です。

最初の段階で印象を良い人ではなく、"ちょい悪"にするのです。
つまり、ちょっと悪いことをしたりもする人、露骨に悪くはないけど良い印象というわけでもないくらいにしておくことで、
素の自分で居てもあまり心配されず、さらに悪いことをしてもそこまでイメージダウンしないという、楽な状態を作り出すことが出来ます。

ちょい悪の一番の恩恵は「良い人」に縛られないことでしょうか。

「良い人」という縛りは思っている以上に自分の行動を縛ってきます。
この縛りがあるかないかで過ごしやすさが大きく変わってきます。

まあ、あとは男も女も"ちょい悪"くらいが一番モテるのでモテたいなら"ちょい悪"一択です。

人からの評価も、最初は良い人だとはあまり思えなかったけど、
一緒に居るうちに実はすごく良いヤツだってことが分かったりすると、
通常よりも評価が良くなります。

普段から真面目に働いている人は何も言われないけれど、
不良が更生して真面目に働きだすとすごく褒められるのと一緒
です。

結果的には同じなのに、最初から良い人だと損した気分になってしまいます。

最初の段階でちょい悪感を出すのは
人によってベストな出し方が変わってくるので
自分なりに考えてみてくださいね。

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