会話のテクニック 相談

共感のやりかたとコツ。本当に分かってるの?と言われてしまうあなたに

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ども、そうすけです。

今回は以前頂いた相談への回答です。

(相談内容) 共感の仕方が分からない

最近の悩みなんですが僕は話を聞いている時に共感というものが上手くできません。

いつも共感しようとしても分かるよとしか言えず、本当は分かってないだろと思われてもおかしくないような共感しかできていません。
もし共感のコツなどあったらぜひ教えていただきたいです。

そうすけからの回答

なるほど、なるほど。
共感というのは、人と仲良くするうえで・・・特に男性からすると女性と仲を深める上で必須になるスキルです。

女性が男性に「聞いてほしいんだけど、今の職場これこれこういう感じでさ~」と愚痴を吐き出して、
男性は話を一通り聞くと「それならこうすればいいじゃん」とアドバイス。
女性は別にアドバイスを貰いたかったわけではなく、話を聞いて共感してほしかっただけなのでモヤモヤ。
みたいな話、よくありますよね。

一般的に女性は共感が得意で、男性は下手です。
今回の話は共感が苦手という自覚のある男性はしっかり覚えていってくださいね。

ということで、ここからが本題です。

今回お話するのは、
相手から「この人は自分の話をちゃんと分かってくれている!」と思ってもらえるような共感のやり方です。

・・・と言っても共感のやり方自体はそんなに多くありません。

1. 感情を込める
2. 自分の経験を話す

この2つです。

1. 感情を込める

これが出来ると「分かるよ」としか言えなくても相手に「この人は私の気持ちを分かってくれているな」と思ってもらえます。
逆に言えば、「分かるよ」と言って相手に「こいつ本当は分かってないだろ」って思われてしまうのは、
感情が入っていないから、もしくは込めた感情が相手に伝わっていないからです。

例を挙げてみます。

Aちゃん「この前彼氏に浮気されてたの知っちゃんだよね・・・。もう辛過ぎて生きてるのしんどい・・・。」
Bちゃん「分かる・・・」ボロボロ涙を流しながら

言うまでもなく、ボロボロ涙を流しながらというのがポイントです。
「分かる」としか言わなくても、ボロボロ涙を流していたら辛いのを分かっているという気持ちは痛いほど伝わりますよね。
相手からすると下手に色々言われて共感を示されるよりも、遥かに気持ちを分かってくれているなと思うでしょう。

実際に辛い話や悲しい話を聞いて、共感するためにボロボロ涙を流すというのは出来ない人が多いと思いますが、
自分も悲しそうな顔をするくらいは出来ますよね。

そもそも共感というのは、

他人が喜ぶのをみるとともに喜び、他人が悲しむのをみるとともに悲しむというように、他人と同じ感情をもつことをいう。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

という意味です。

つまり、相手の感情をどれだけ汲み取るかというのがポイントになるわけですね。
話の内容よりも、その話をしている相手の感情を読み取るのが最優先です。

なので、共感するためにアレコレ言う必要は別に無くて、
相手と同じように楽しんだり、悲しんだりしているよというのを表情や話し方で伝えればい
いのです。

相手が楽しそうな話をしているなら、自分も楽しそうに「分かるわ~」ってニコニコしながら言えばいいし、
相手が悲しそうな話をしているなら、自分も俯き気味に悲しそうな声で「わかる...」って言えばいいんです。

「わかる」という一言でも、言い方を変えるだけで十分相手に共感していると伝えることが出来ますよ。

2. 自分の経験を話す

正直、感情を込めるだけでも十分共感していることは伝えられるので、
必須ではありませんが、これが出来るとかなり相手に「わかってくれてるなあ」と思ってもらえます。

例を挙げますね。

Aちゃん「この前彼氏に浮気されてたの知っちゃんだよね・・・。もう辛過ぎて生きてるのしんどい・・・。」
Bちゃん「私も前の彼氏に浮気されてたからすごく分かるよ・・・。ほんと辛いよね」

相手の気持ちが分かるという自分の体験談を話して共感するというものです。
同じような経験をしているのであれば、その経験を話せばOKです。

でも、必ずしも同じような経験をしているとは限りませんよね。
そんな時は「抽象化」のテクニックが使えます。

Aちゃん「この前彼氏に浮気されてたの知っちゃんだよね・・・。もう辛過ぎて生きてるのしんどい・・・。」
Bちゃん「私も昔親友に裏切られてるの知った時は辛かったなあ。大事な人に裏切られるの本当に辛いよね・・・。」

「彼氏に浮気される」というのは、一段階抽象的にすると「大事な人に裏切られる」と言えるので、
大事な人に裏切られた経験を話して辛い気持ちが分かるという共感をしているという例
でした。

抽象化が出来ると色んなことに経験談を伝える形で共感出来るので、
慣れてきたら挑戦してみるといいでしょう。

自分の経験を伝える共感方法における注意点

自分の経験を伝える共感方法で注意しないといけないことが1つあります。

それは、経験談を話す場合はあくまで手短に話すということです。
長々と自分の経験談を話すのはNGです。

相手の話を聞いているはずだったのに、いつの間にか自分が話側になっていたというのは本末転倒です。
あくまで相手の話を聞いて共感していると伝えるために経験談を話しているので、
あまり長々と語らないようにサクッと短めに話しましょう。

まとめ

相手に「わかってくれてるなー」と思ってもらえる共感のポイントは、
1. 感情を込める
2. 自分の経験を話す

の2つです。

まずは感情を込めた共感が完璧に出来るようになって、
そのうえで自分の経験を話す共感が出来るようになるのがオススメです。

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