ども、そうすけです。
僕のところに「会話が続かなくて困っています...」と相談してくる方々には一つ共通点があります。
自分が質問して、相手が答えてくれた時に「へー、そうなんだ」と答えて会話を終わらせてしまうのです。
例
「そうすけってアニメとか見るの?」
「見る見るー。結構見るよ!」
「へー、そうなのか」
「お、おう...。」
「・・・・・・。(次の話題探さなきゃ...)」
こんな感じです。
相手に質問をして、答えてもらったのに、そっけない返しをしてしまうというものですね。
これをどうにかしないことには、いつまで経っても会話が続くようにはなりません。
自分はコミュ障だと悩んでいる人のほとんどは「会話が続かないこと」に悩んでいます。
ということは、会話が続くようになれば悩むことも無くなるわけです。
今回は会話が嫌でも続く方法をお話しようと思います。
インタビュアーになろう!
会話をするのが上手くないとなれない職業を知っていますか?
インタビュアーです。
インタビュアーは会話を通してインタビューをして、相手のことを聞き出さなければいけません。
もし、インタビュアーが相手の答えに対して「そうなんだー」とだけ返したら、そこでインタビューは終わってしまいます。
例
「大食い大会の優勝おめでとうございます」
「ありがとうだお!」
「大食い大会で優勝するための秘訣を教えてくれませんか?」
「普段からよく寝て、よく食べることだお」
「なるほど。そうなんですね」
「そうだお」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
こんなインタビュアーはインタビュアー失格ですよね。
では、次に良いインタビュアーの例です。
例
「大食い大会の優勝おめでとうございます」
「ありがとうだお」
「大食い大会で優勝する秘訣を教えてくれませんか?」
「普段からよく寝て、よく食べることだお」
「おおー、なるほど!普段どれくらい寝ているんですか?」
「10時間は寝ているお!」
「10時間も寝ているんですね!たっぷり寝るのがいっぱい食べる秘訣ということですね。寝ることに関して気を付けていることなどはありませんか?」
「気を付けていること...うーん......」
「えっと、寝る前にする習慣とかあったりしませんか?」
「あ、それならあるお!寝る前に必ずホットミルクを飲むようにしているお!」
「ホットミルクを飲むのが10時間もたっぷりと寝る秘訣なんですね!インタビューに答えていただきありがとうございます!」
「どういたしましてだお!」
ダメなインタビュアーと良いインタビュアーの違い、分かりましたか?
良いインタビュアーは会話の終わりに質問をしていますね。
この相手への質問というのが会話が嫌でも続く秘訣です。
良いインタビュアーになれれば会話が全然続かないということは無くなります。
質問が続く限り会話は終わらない
会話は言葉のキャッチボールだとよく言われます。
相槌やリアクションがボールを捕ることだとしたら相手にボールを投げ返すというのは会話で言う質問です。
仲の良い間柄であれば質問をしてボールをわざわざ投げ返さなくとも、自分から拾ってくれることがあるので質問は必須ではありません。
しかし、そこまで仲が良くない間柄であればきちんと質問をして相手にボールを投げ返さなければいけません。
キャッチボール(会話)が続く秘訣はきちんと相手のボールを受け取ること(相槌やリアクション)
そして、きちんと相手にボールを投げ返すことです(質問)
この、相手にきちんとボールを投げ返すということが出来れば会話がちゃんと続くようになります。
会話が続く質問の仕方
さて、ここからはどういう質問をするのが良いかという話です。
質問をする際のポイントは
- 一つのテーマについて何度も質問する
- 5W1Hを意識する
- 答えを否定しない
この三つです。
一つのテーマについて何度も質問する
質問をするテーマがコロコロ変わると相手から何か尋問されているみたい...
と思われてしまいます。
分かりやすい例だとこんな感じです。
例
「好きな食べ物はなんだお?」
「焼き魚かな」
「好きな人って居るのかお?」
「居ないかな」
「バイトは何やってるお?」
「ピザ屋でバイトしてる」
「(尋問かよ...)」
一つのテーマに対しての質問が続くのはあまり尋問のように思われません。
こんな感じです。
例
「好きな食べ物はなんだお?」
「焼き魚かな」
「おお!!焼き魚の美味しさが分かる人だったなんて知らなかったお!何の焼き魚が好きかお?」
「秋刀魚が一番好きかな。秋なるとやっぱ食べたくなる」
「一緒だお!やっぱり秋は秋刀魚に限るお!!!サバとかはどうかお?」
「サバも好きだけど、サバ食べるなら味噌煮だなー」
「それは同意だお...」
こんな感じで質問のテーマが一貫していればあまり尋問のようには思われません。
それに加えてきちんと相手の答えに対して自分が思ったことなどを言うようにすると、尋問みたいなんてことはまず思われないでしょう。
5W1Hを意識する
どんな質問をしたらいいか分からなくなるという人は、5W1Hを意識してみるといいでしょう。
5W1Hについて詳しくはこちらに書いてあるので参考にしてみてください。
質問に対する答えを否定しない
相手に質問して、答えてくれたことに対して否定をしてしまう。
よくやってしまいがちな間違いです。
誰でも否定されると途端に喋る気が無くなってしまいます。
例
「趣味とかある?」
「ゲームが好きで毎日のようにやってるよ!」
「へー。俺はあんまりゲーム好きじゃないからやらないわ」
「そ、そうか...」
考えたことを正直に言うのも大事ですが、相手の言ったことを否定することはよっぽど仲の良い関係でなければ、してはいけません。
自分の興味が無いことでも「あんまり興味が無い」と言ってしまうのだけはやめましょう。
例
「趣味とかある?」
「ゲームが好きで毎日のようにやってるよ!」
「へー。そうなんだ。どんなゲームが好きなの?」
「最近はめっちゃポケモンやってる!」
「ポケモンかー。なんだかんだでポケモンやったことないんだよね。面白いの?」
「面白いよ!絶対ハマると思う!」
「ちょっとだけやってみようかな...。」
自分が知らないことでもとりあえず食いついてみると、相手の話を聞いているうちに段々興味が出てきたりします。
否定しないでまずは相手の話に食いついて質問するという意識を持っていると自然に話が続くようになります。
まとめ
インタビュアーのように質問が出来るようになれば、嫌でも会話が続くようになります。
- 一つのテーマについて何度も質問する
- 5W1Hを意識する
- 答えを否定しない
という3つのポイントを意識してどんどん質問していきましょう!
ではでは!
-
コミュ障の治し方
この記事では中学生の頃からコミュ障で会話が苦手だった筆者が、 14年間で学んできたコミュニケーション技術の中から、 自分が実際にコミュ障を治した際に役立った考え方や会話技術を紹介しています。 もくじ1 ...
※メール講座の受講は無料です。
※@iCloud.comや@hotmail.comでのメールは届きにくくなっています。Yahoo!やGmailのフリーアドレスでの登録がオススメです。