ネイルは男ウケが悪い――。そんな都市伝説がこの世には横行しています。果たしてその真相とは!? 元ネイリストでライターのわたくしが、軽く憤慨しながら、男性に「女性のネイルを見た第一印象」について聞いてみました。
◆ネイルにまったく気付かない男と、気付く男に2極化
第一印象について聞くために、いろんな取材でお会いした初対面の男性に、女性がしているネイルの印象について、ゴールドに塗りたくった自分の爪をチラつかせながら聞いたところ、反応は2つに分かれるという結果に。
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「言われて初めて気づいた」と、ネイルにまったく無関心な男と、「キレイだと思ったんですよね~」などとお世辞交じりのコメントが飛び出す、女性のささいな変化に“気付くことができる男”。女性がネイルをする理由として多いのが「モチベーションを上げたいから」。美しく仕上げた自分のネイルが視界に入るだけで、テンションが上がるものです。さらに男性から「爪、キレイだね」なんて言葉を掛けられれば、女性はその男性にいい印象を持つことは間違いありません。後者の男性は、いわゆるモテ男タイプ。
そこで、“気付かない男”の話を深めてもしょうがないので(笑)、“気付く男の本音”を集めてみました!
◆「ネイル嫌い」な男性の意見
「僕は女性のネイルやメイクの“作り込んだ感じ”が好きじゃないんです。今の奥さんと結婚したのは、彼女がネイルもメイクも全然しないから。遊びに行くときはしてもいいけど、家に帰ったら即外してほしい」(30代・会社員)
「爪が長かったり、なんかついてたりすると、料理とか日常生活が大変そう。別に咎めはしないけど、自分が大変なんじゃない?って思うよね。そこまでして必要なの?」(30代・会社員)
「時々電車で少しだけ残っているみたいな、中途半端にネイルをしている人がいるじゃないですか。何を目指しているのかがわからない。何をやっても何にもできなそうなイメージ」(20代・アパレル販売員)
ハナから嫌いならどうしようもないけど、日常生活については、男性陣にモノ申したいところ。
「そんなに長くて大丈夫なんですか?」「ストーンとか取れませんか?」「その爪で自炊できるんですか?」。
こういう質問、女性からもよくいただきます。爪の長さがあると、手つきが変わるようになるし、日常生活には支障はないです!また、「長いと爪の間にゴミが入って汚い」とか思われているらしいけど、実際きちんと手入れしている人のほうがキレイなんじゃないですか?というのが私の意見。細菌の数とか調べたわけじゃないから、実際はわからないですけどね(笑)。
中途半端なネイルについては、話を聞く中でほとんどの男性が申しておりました。少しでもネイルがハゲてきたら、即オフしたほうがよさそう。自分としても、あんまり気持ちいいものではないですから。
◆ネイルの形に反応する男
私も大好きなのが、「オーバル」と呼ばれる爪の形。以前は年配の女性に人気でしたが、数年前から若い女性にも急に人気になりました。爪の先端を細く削ったもので、指が細く、そして長く見えるのが特徴です。形を整えるだけで、爪の印象ってかなり変わるんですよね(ただ、爪の横を削っているため強度がないので、薄い爪の人にはオススメできませんが)。
この形について、こんなコメントが。
「なんか先端が尖っているから、ちょっと気が強いのかなって思いました」(20代・アパレル販売員)
マジすか? 手全体がキレイに見えると思っていたのに、そんな意見が出るなんて……! 結構ショックでした(笑)。一応、これからの参考にしたいと思います。
◆年収まで読み取る男がいた!
「僕はネイルで年収がわかると思いますよ。ド派手なネイルだと羽振りが良さそうなイメージだけど、でも実際、シンプルで控えめなネイルの女の子のほうが、いい会社に勤めている可能性が高い。つまり、ネイルでどんな会社に勤めているか、年収の高さとか、傾向がある気がします」(30代・会社員)
じゃあ、ゴールドのネイルをしていたワタクシは、年収が低いと思われていた……? まあ実際その通りですが(笑)、新しすぎる意見に度肝を抜かれました。やっぱ日本人男性には、社会的にも控えめで繊細なネイルがウケるってことか。
ド派手という基準は、かなり人によって異なると思いますが、今回聞いた中で男性が「派手だと思う」と答えたのがストーンをゴテゴテにつけ、さらに長さを出したネイル。いわゆるギャルっぽいイメージのもの。
ネイルの施術の際、小さなラインストーンを2、3粒つけたり、ラメを先端にのせるだけで「派手かも~?」と悩んでいる女性は多いです。
が、それくらいでは“気付く男性”であっても、「派手」とは思っていないよう。それが、女性からの目を気にしている場合は少し異なりますが、そこまで「派手さ」を気にする必要はないのかも?ネイリストをしていたときは、女性の意見ばかり聞いていましたが、今回男性から聞いた意見には、目からウロコな発見ばかり。でも……私の率直な感想は、人の意見なんか気にせず自分のやりたいネイルをやるべし。だって、ネイルは女性の特権じゃないですか。男の勝手な印象に振り回される必要なんかない! そんな結論に至りました。
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『「ネイルは男ウケが悪い」説はホント?男性のホンネに仰天』
「ネイルって見てるだけでなんだかイライラして片っ端から剥がしてやりたくなるお」
「ほんとになんのつもりなんだお?その尖った爪で人でも殺す気なのかお」
「なんでこう見てて頭が痛くなってくるレベルの馬鹿記事を平然と雑誌に載せられるかなぁ」
「「女子SPA!」って雑誌名からして頭悪い雰囲気丸出しだからそんなこと言ってもしょうがないんだろうけどな」
「やっぱ男としたらああいうのは理解に苦しむものがあるよね」
ネイルをつけるのは自己満足?
「きっとネイルは女の人にとって自己満足みたいなもんなんだろうね」
「記事にもモチベーションを上げたいからって書いてあったからまぁだいたいそうなんだろうお」
「だったら人に見せびらかしたり反応を求めるのはやめろって話になるけどお」
「ほんとただの自己満足だよな。ネイルつけることのメリットってなんも思いつかないからな。デメリットはかなり思いつくが」
「ネイルつけている人とか業界とかの一つの宗教みたいなものだよな。その他の人からはほとんど理解されないし」
「むしろネイルつけてるってだけで偏見の目で見られたり、距離を置かれたりするんじゃねぇかな」
「そうだね。 ネイルはやってて怒られる事はあっても褒められることは少ないんじゃないかな。飲食店とかに勤めてたら即アウトだしね」
「爪の間とかそういう話じゃなくてネイルそのものが汚いからお。それが食べ物や飲み物にわずかでも入った時点で爪をへし折られても文句は言えないお」
「「実際きちんと手入れしている人のほうがキレイなんじゃないですか?というのが私の意見」とか言ってるけどさ」
「客商売で汚いって思われたらその時点でアウトだってのすらわかんないのかね、この人は」
「それでクレームでもつけられようものなら目も当てられないからね」
メイクはマナー
「あと、男受けが悪いって意味ではメイクも好きじゃないって人も結構いるよね」
「まぁ、メイクはネイルとは違って社会的に最低限のマナーとして求められてるような面もあるけどね」
「恐らく大学生以上の女性でメイクしてない人はいないだろうってくらいみんなしてるからお」
「確かに公衆の面前ですさまじいすっぴんを披露されるよりは多少なりとも繕ってくれた方が精神衛生上マシな気がするお」
「だからって歌舞伎みたいに元の顔の形が分からなくなるレベルで派手なメイクをされても視覚的に辛いものがあるけどな」
「どちらに行き過ぎても駄目でバランスが大事って事だね」
「で、今回はネイルやメイクが良いか悪いかじゃなくて「何故、男はネイルやメイクがあまり好きじゃないのか」ってとこに注目してほしいんだよね」
何故男はメイクが嫌い?
「何故か、かお。そりゃキラキラケバケバしてるのが嫌いだからってのがおおまかな理由だと思うお」
「あぁ、それと化粧マジックって言われるぐらい化粧すると見た目が変わるからな」
「それで見た目で騙されるのが嫌だからってのがあるだろうな」
「まぁだいたいその辺だろうね」
「それでさ、ネイルとかメイクってのは自分を変えること、素のままの自分から変えることじゃん?」
「まぁ、だいたいそうだお」
「特に異論はないな。一種の変身願望みたいなもんか」
「うん。けど、男はネイルとかメイクはしないよね。まあ、一部例外は居るけどほとんどしないと思う。強いて言うなら髪にワックスつけるくらいじゃないかな」
女の子は素を隠すのが上手い!
「これって男女のコミュニケーションに似てると思うんだよね。女の子はとにかく外面が良いというか素の自分を隠すのが上手いよね。男でも素の自分を隠すのが上手い人は居るけど女の子には敵わないんじゃないかな」
「 あー、確かに男よりは女のほうが外面を取り繕うのは上手いと思うお」
「多分年を重ねるごとにその傾向は強くなってる気がするお」
「それは男女関係なく純粋な年齢の問題って事のほうが大きいと思うけどな」
「けど確かに、最初の印象とある程度話す様になったときの印象のギャップは女性の方が大きい場合が多いな」
「うんうん。男は女性に比べると自分を隠さない人が多いと思うんだ。外面をあまり気にしない人も多いよね」
「男がナチュラルメイクが好きだったり、すっぴんが好きってのはここからくるんじゃないかなって。女の子の外面とか 素の自分をなかなか見せないところが怖いんだよ」
「相手が何考えてるかわからないとか、心の中で言ってることとは全く違うこと考えてるかもしれないってのはかなり恐ろしいものがあるからお」
「表面ではニコニコしてて明るく話してるんだけど、心の中では全力で罵倒してたりとかな」
「しかも、相手がいなくなった途端に周りと悪口を話し始めたりするからな、恐ろしいとしか言えねぇよ」
「あるよね。俺も経験したけど、いつもめちゃめちゃ仲良さそうに見えてた女の子同士が実はお互いに嫌い合ってたりね。これこそ外面のなせる事だと思うんだよ」
「男はそうはいかないんだよね。嫌いな奴には近寄らないし、よっぽどの事情が無ければ無理して仲良くしようとはしないよ」
「男は喧嘩してたら露骨に態度や行動に出るからお」
「まぁ、その分その状況に耐えられなくなって和解するパターンも少なくないんだけどお」
「表面的に見えるぶんには気を使えるから周りとしても楽でいいよな」
「だからこそ、外面を取り繕って素がわかりにくい女が苦手なんだろうな」
「そうだね。だから男はメイクやネイルを重視しない女の子はあまり外面を作ってないと思って安心するのかもしれないね」
「ということで、外面と素の差が大きければ大きいほどメイクが濃くなるって理論を提唱してみるけど、どうだろう。ま、経験則だけどね」
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