どうも。そうすけです。
どうしても会話が長く続かないという相談がきたので、今回は会話を長く続かせるためにはどうしたら良いのかという話をしようと思います。
会話を長く続かせるために大切なこと
会話を長く続かせるには、話を広げるという意識と掘り下げるという二つの意識が必要です。
話を広げるというのは、夏についての話から、その流れで海に行きたいという話になって、
それからスイカ割りの話になって…といった感じで色々な話題に繋げていくのが、話を広げるということです。
例
「もう夏だね~」
「そうだな。もう夏だな」
「こんな暑いと海に行きたくなるよね」
「それは分かるな。暑いと冷たい水に入りたくなってくる」
「海って言ったらやっぱりスイカ割りだよね!って言っても一回もやった事無いんだけどさ」
「無いのかよ・・・。まあ憧れるのは分かるが」
話を掘り下げるというのは、相手が海に行ったという話をしたら、いつ行ったのか、誰と行ったのか、海で何をしたのか、などなど一つの話題についてどんどん深くまで掘り下げるということです。
例
「この前海に行ったんだよ」
「へえ~。海良いなあ。誰と行ったの?」
「高校の時の友達に誘われてな」
「おー、高校の友達とかー。行って何してきたの?」
「みんなでビーチバレーしたり泳いだりしてたな。」
「ビーチバレーやってんだ。てか君運動出来たのね・・・意外」
「最低限は出来るっつーの・・・」
ある程度の時間を楽しく話すためには、話を広げる意識と話を掘り下げる意識の両方が大切です。
話を広げる方法
どこかで聞いた事があるかもしれませんが、話を広げる方法は基本的に「連想ゲーム」です。
先ほどの例で言うと、
夏→暑い→海行きたい→スイカ割り
ということになりますね。
もちろん話しながら連想しないといけないので、連想に慣れていない場合は、普段暇な時に連想ゲームをやるのが良いと思います。
紙に書いても良いですし、頭の中でやっても構いません。
テレビを見ていて、「そうだ、京都へ行こう」というCMが流れたら
京都と言ったら、抹茶だなー。抹茶と言えばお茶だなー、お茶と言えば伊右衛門だなー。
なんて感じで色々な物から連想ゲームをやってみるのが良いと思います。
サングラスをかけたおじさんが電車の中に居たら
サングラスをかけたおじさんと言えばタモリだなー、タモリと言えばいいともだなー、いいともと言えば・・・
といった感じです。
普段から連想ゲームをしておくことで、会話の際にも自然に連想して話を繋げていくことが出来るようになると思います。
話を掘り下げる方法
次に、話を掘り下げる方法についてです。
今回は相手から話を聞いているという状況で話を進めますね。
話を掘り下げるためには、
「適切な質問」
「確認」
という2つが必要になってきます。
「適切な質問」というのは、ビジネス用語で言う「5W1H」というのを使うと分かりやすいと思います。
When(いつ)
Where(どこで)
Who(だれが)
What(なにを)
Why(なぜ)
How(どのように)
という質問です。
これらを相手の話に合わせて使っていきます。
先ほどの例だと、
「この前海に行ったんだよ」
「へえ~。海良いなあ。誰と行ったの?」←Who(だれと)
「高校の時の友達に誘われてな」
「おー、高校の友達とかー。行って何してきたの?」←What(なにを)
「みんなでビーチバレーしたり泳いだりしてたな。」
「ビーチバレーやってんだ。てか君運動出来たのね・・・意外」
「最低限は出来るっつーの・・・」
というように、WhoとWhatを使っています。
ちょっとしたポイントですが、Why(なぜ)は使い過ぎるとウザがられます。
一々自分の発言に「なんで?」って言われたら「知るかよ!そんな理由なんてねえよ!」って言いたくなると思います(笑)
使いやすいのはWhen(いつ)とWhere(どこで)とWho(だれと)とWhat(なにを)の4つですね。
「確認」というのは相手の話をきちんと聞いていますよ理解していますよとアピールするために必要な事です。
例
「この前、海に行ったんだよ」
「海に行った・・・?海に行ったってこと?
「え?まあ、そうだけど・・・」
これは例が悪かったですね。これではちょっと頭が弱い人みたいに思われてしまいます。
ということで、正しい例は下です。
例
「女子高生の家庭教師やることになっちまった」
「おおー!女子高生の家庭教師!!良いなあ!いつからやるの?」←When(いつ)
「とりあえず今週末からって事になってる」
「今週末かー。なんで女子高生の家庭教師なんてやることなったの?」←Why(なぜ)
「親戚のおばさんがうちの母親に『うちの娘が高校行ったらいきなり成績落ちちゃって困ったわー』って話をしたみたいでな。そしたらうちの母親が『うちの愚息で良かったら使ってちょうだい!』って言ったらしいんだ。それで今こうなってる」
「なんて羨ましい・・・。てことは、家庭教師やることは自分から希望したんじゃなくて、母親が勝手に決めたってこと?」←確認
「そうだな。俺は全くやりたいなんて言ってない。これは困ったよ。」
「くっそー、なんでこんな奴が・・・」
ちょっと強引だけど、こんな感じです。
相手の話を理解するためには、「自分にはこういう風に伝わったけど、合ってる?」という確認が必要です。
この「確認」が無いと、相手とどんどん話がズレていって終いには相手から「え?」と言われ、
相手と自分の考えている事が完全にズレている事に気付いて、気まずくなって話が終わってしまいます。
それに「確認」は相手にちゃんとあなたの話を理解しようとしていますよというメッセージにもなるので、相手は安心して話を続けてくれるようになります。
楽しく話を続かせる方法というのは状況によって変わりますが、相手から話を聞いている状況においては「5W1H」と「確認」が出来ることが必須になると思います。
これらは一朝一夕で出来るようになるものではないので、自然に出来るようになるまでは会話をする際に常に頭の隅で意識しておく事が大切です。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
- 話を長く続けるためには、話を広げる意識と掘り下げる意識の両方が大切。
- 話を広げるためには「連想ゲーム」をする
- 話を掘り下げるためには「5W1H」と「確認」を使う。
楽しんでね
最後にとても大事な話をします。
会話を長く続けるためにはどうしたら良いか分からないという悩みを抱える人はとても多いです。
しかし、ただ単に話が長く続いたところでぶっちゃけつまらないし面倒なだけです。
ダラダラと同じような内容のメールが続いているとつまらないのと一緒です。
「あれ、なんか同じ内容繰り返してない?返すの面倒だなー」って感じです。
会話を長く続けようということに捉われ過ぎて、会話が作業のように感じてしまっては元も子もありません。
なので会話を長く続けようという意識を持つのではなく、楽しく会話をしようという意識を持つことが大切です。
楽しく会話が出来たら自然に話は続きますからね。
楽しくないから自然に話が途切れるだけです。
まずは自分が会話を楽しもうという意識を持つこと、その次に相手に会話を楽しんでもらおうという意識を持つこと。
この二つの意識が出来ているだけで、テクニックなんか覚えなくても楽しく会話が続くようになったりもします。
まずは会話を楽しもうという意識を持ちましょう!頑張ってくださいね。
ではでは!
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